矯正治療は歯並びの状態により治療期間が異なってきます。

歯の位置を動かすために矯正装置を取りつける期間は、おおよそ2年半〜3年です。
抜歯を行うかによっても期間が大きく変わります。
矯正終了後は、歯列を安定させるために保定装置を使用します。保定期間は大体1〜2年です。

矯正歯科治療にかかる費用は、おおよそ80〜100万円ぐらいとなります。
使用する装置や治療期間によっても料金は変わってきますので、まずはカウンセリングにてご相談ください。

歯並びの問題の種類や重症度によって、異なりますが子供の矯正治療（小児矯正治療）は6歳か7歳までに始めるのが良いとされています。
この時期は大人の歯が生え揃う前に、歯並びを改善するための様々な予防措置や誘導が行えるため顎の成長を促し、永久歯がきれいに並ぶためのスペースを確保する治療を行います。

矯正治療に伴う痛みは、矯正装置が当たる痛み歯が動く痛み、、食事中の痛みなど、痛みを感じるポイントはいくつかあります。
特に最初の歯が動き始める頃が最も痛みを伴うことが多く、時間経過とともに緩和されます。矯正装置をつけてから2〜3日程度は歯に装置の力が強くかかっているため、引っ張られるような痛みを感じることがあります。
矯正中に歯が痛む理由の大半は、歯がしっかりと動いているからです。
痛みを強く感じる場合はお気軽にご相談ください。

歯列矯正中は、口内に「ブラケット」と呼ばれる装置を取り付けたり、マウスピースを装着したりして歯並びを変化させます。
とくにブラケットは口内に違和感を生じさせ口や舌を動かしづらくなり、滑舌に影響する場合があります。
矯正装置の干渉が原因で口や舌を動かしづらくなる原因は、主に矯正装置の存在に慣れていないことにあります。
時間が経つにつれて矯正装置のある状態に慣れていき滑舌も回復していきます。

矯正治療中は歯に挟まりにくい、柔らかい食べ物がおすすめです。
特にはじめのうちは歯の移動による痛みや違和感もあり、食事がつらいことがあります。
矯正治療中の食事で、注意したい食品は下記３つです。
・矯正装置を壊したり、外したりしやすい固い食べ物。
・矯正装置にくっついてしまう粘りのある食べ物。
・挟まりやすい食べ物。

不正咬合（悪い歯並び）だと歯と歯の重なった部分に歯ブラシが当たらず十分なブラッシングができずに虫歯や歯周病になりやすいです。
歯科矯正をすることによって歯並びが整い歯磨きがしやすくなるため、虫歯や歯周病になりにくい環境が得られます。
また、噛み合わせなど歯の機能面を改善することができます。
噛み合わせが悪いと、余計な力が顎に加わります。場合によっては顎関節症や肩こり、頭痛などの身体的な不調が現れることもあります。

ホワイトニングの安全性は多くの研究や論文によって確認されています。
毒性・副作用を有することもないため、口腔内の洗浄・殺菌にも使われています。何回やっても問題ありません。又、多少飲み込んでも問題ありません。
ホワイトニング先進国のアメリカではFDA（アメリカ政府食品医薬品局）にて認可されており、今まで数十万人の方に使用されております。

ホワイトニングの白くなりやすさは個人差が非常に大きく、施術前に何段階白くなるかを断定することは非常に困難です。
ただ一般的に着色の度合いが大きい方の方が効果を得やすいです。

歯の白さは、歯を着色させる飲食物（コーヒー、お茶、カレーなど）の摂取や喫煙に影響されるため、個人差がありますが、ゆっくりと徐々に後戻りしていきます。完全に元の色に戻るまでは半年～3年程度となります。

虫歯で神経を抜いた歯やぶつけてしまって神経が死んでしまった歯は時間の経過とともに色が濃くなってしまいます。
歯の表面はホワイトニングで白くなりますが、神経がない歯の場合内側が変色している場合が多く通常のホワイトニングで白くすることは難しいです。